殺×愛0
殺×愛 0 ―きるらぶ ZERO― (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 風見周,G・むにょ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2005/06/23
- メディア: 文庫
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- 椎堂密 主人公「オメガ」 殺しても死なない
- 萌月来夏 密の幼馴染 巨乳
- 凪沙 クラスメイト 金持ちだったが両親や家宅を「天使」に「回収」される
- 尊 クラスメイト 凪沙の家の使用人の息子だった
- 縁遠丹闇 通称「にゃみ」 優秀なクラッカー 『転校生(トランスファー)』別名『世界樹(アンダーワールド)』 猫目で嗜血症
- 有栖川咲夜 ARICEの対天使兵器
- アダム 謎の少年 どうやら密と同じように殺しても死なないっぽい
- あの人
ストーリー
世界はある日突然始まった天使による「回収」により滅亡しかかっていた。世界滅亡<カーテンコール>。何故か南米から始まっていてブラジルは殆ど絶滅だそうだ(ちなみにこのことは「僕」が謎の少年アダムに聞いた話なんだけど、僕はニュースとか見ないんだろうか。やってないんだろうか、ニュース)。
高校2年生の密は殺しても死なない不死身の体を持っている。何故そういう体なのかとかはまだ不明。ただ漠然と判明しているのは「オメガ」である「僕」が愛する人に殺されたらこの世界滅亡はストップするということ。
対天使兵器である「あの人」に殺し損なわれ、「あの人」は天使によって殺されてしまった(らしい)。だけど密は卒業の日に「あの人」に殺されることだけを希望に天使の襲来を迎え撃つ。
高校生活には高校生活らしいいろいろがあって、密は適度な距離感をモットーに接しているつもりだけど、「あの人」と再び会えるなら世界をその引換えにしてもいいし、卒業の日という目標を前にしたらクラスメイトや幼馴染のことなんか小さなことのように感じてしまうけど、でも本当はなにも失いたくはない。という一心で引き金を引く(武器の描写が適当なのが好印象)。
すれ違いの凪沙と尊のふたりはドタバタの結果結ばれた。だけど結ばれた4日後には天使に殺された。高校3年生になった。来夏といっしょのところを凶悪な天使に襲われ、万事休すのところで対天使兵器、サクヤが参上する。密は待ってましたとばかりにサクヤに「僕と恋愛しよう」と囁く。
オマケ